偉大なる「恐怖心」、、、、、

子供の頃、私は恐怖心の塊だった。まだまだ世界は秘密だらけで、もちろんサンタクロース
だって信じていたし、真実の口に手を突っ込むことだって出来なかった。母や父が平気な顔を
して手を入れたり出したりしている様子を見て愕然とした。

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子供はよく寝るというけれど、私はとても寝るのが苦手で、独りで寝るのがなによりも恐ろし
かった。毎日、早く寝なくて済むように、母や父に対して道化?を演じたり、「寝なさい!」
と言われないようにひっそりと、両親の傍で時間をやり過ごしたりした。
それでも、「寝なさい!」と言われると渋々自分の部屋に行くのだけど、ドアは全開にして
少しでも部屋に明かりが入るようにSET、父や母の話し声に聞き耳をたて、なんとなく安心
したり、、、、これじゃあ変態だ。。。。

 こんな私は、自分自身をきっとすごく「弱い人間」なんだ!!!もっと強い人間になれたら、
ずっと生きやすいのに!!! な〜んて子供心によく思った。

 まあ、これはある意味今でも思うことだけど、、、、、色々な意味で、、、、、、

 違う意味で、言えば?きっと私のこの凝縮していうところの        「恐怖心」
解凍すると、、、、恐れ、不安感、痛み、警戒心、自己嫌悪、、、、、などなどは、
私が今まで生き延びてきた、、、、生き延びてこられた重要なファクターであるような気がす
る。それは、今現在、生きている私自身だけでなく、私の父、母、祖父、祖母、そのもっと前
の、猿人だったり、(ここまでくれば誰にとっても共通の祖先だ、、、、)小さな哺乳類だったり、
ホヤみたいな海中の生き物だったり、アメーバーみたいな、まだずっと単純な生き物だった
頃、すべてを含む私の系図によるところの祖先たちによって、育まれ、受け継がれてきた。

、、、、、、、話が一気に大きくなってしまった、、、、、、、、

 私が今、こうして生きているってことは、奇跡的なことで、ものスゴイ確率の上で成り立ってい
る。地球の誕生、生命の誕生から、つながる生命の連鎖の結果として私が生まれ、今こうして
のほほんと生きている不思議、、、、、、、。

 実際は、のほほんだったり、のほほんじゃなかったり、するんだけど、、、、、。

 「恐怖心」がなければ、生命は生きていかれない。危険を危険とも思わず、痛みを痛みとも
感じず、反省も、修正も出来ない固体は、若くして死んでしまう。そういう固体は、結果的には
子孫も残さず、淘汰されてしまう。悲しいかな、それが生存競争の厳しさであり、現実だ。生
命は、恐怖心があるからこそ、厳しい生存競争を生き抜いた。

 哺乳類は、集団生活する生き物で、独りでは生きていかれない。人間の幼児は独りにされて
しまったら、簡単に死んでしまう。誰かに、面倒をみてもらい、かまってもらい、守ってもらう必要
があり、だからこそ、声を大にして泣き、助けを求める。そういう意味では子供が独りで寝るの
を怖がるのは、生物学的にいえば当然とも思える。暗闇につつまれた平原に独り、大人からの
庇護もなく、丸腰で寝てしまう!なんて、自殺行為だ。今は文明社会で、すべてが管理され、
安全は常に守られている、、、、なんて現代の人間が作り出した神話的環境は、大きな進化の
歴史からみれば、ほんのわずかな期間でしかなく、大抵の場合、生命は常に危険と隣りあわ
せの生活をしてきた。子供は、教育や経験が不十分な分、まだまだ本能的な生き物なんじゃ
ないかと思う。本能的に受け継がれた「恐怖心」は、想像以上に強烈なもので、なかなかコン
トロール出来ない。

そんな「恐怖心」と共に、やっとこ大人になった私だけど、、、、
大人になってもやっぱり、ついて廻るのが「恐怖心」。

はあああー。 それが、又時として強烈だったりするわけで、、、、

大人になった今は、UFOよりも、天災よりも、人間が一番怖かったりします。




特に自分自身、、、、、、、、、、、が、、、、、、、

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by holly-short | 2006-05-23 01:03 | diary
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