ペンギンの憂鬱

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 憂鬱のペンギンと暮らす売れない小説家のヴィクトル。
突然ふって湧いたように新聞社からの仕事を手に入れ、死亡記事を書きはじめる。
それと同時に起こる不可解な出来事。

少女          ピストル           死                           現金 
    
       別荘                              愛のない疑似家族          骨壺
   

 ウクライナの重厚な冬を舞台に、まるで絵本から飛び出してきたような登場人物たち。
そんなかわいらしい絵本的なセッティングとは裏腹に物語は、不気味で、非条理に
満ちたブラックユーモアに仕上がっている。

まるで絵の無い大人の絵本(Hじゃない奴ね、、、)といった感じ。

もし、この小説を映像化するとしたら、映画なら断然!キューブリック。 死んじゃったけど、、、、
「シャイニング」の寒々しい緊張感、沈黙、タイプライター、別荘、死、ナイトクラブなど
イメージにぴったりマッチする気がします。ワタシ的には、、、

漫画だったら「サウスパーク」かな。ペンギン、南極、ロシア帽、、、、ブラックユーモア
満点で、そのまんま使って面白いものになりそう。
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読んでて、村上春樹に似てるなーって思っていたら、最後に訳者も、そう書いていたから!
ちょっと小躍。。。。。。ビンゴ!
ロシアで村上春樹はすごく人気があるみたいだから、ちょっとは影響されたのでしょうか?
実際、ワタシも久しぶりに村上春樹の初期の頃の小説を読んだみたいな気分になりました。

続編「カタツムリの法則」って和訳されてるのでしょうか?本屋さんで見かけないけど、
ぜひぜひ読んでみたいです。

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by holly-short | 2006-05-25 21:04 | book review
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