そうだ京都に、、、

ってな乗りで、突然ですが京都にいってまいりました。すっかり旅行が面倒くさくなった昨今、それでも京都だけは別腹でなく、、別格。ふらりと何度でも行きたくなる場所です。京都などに来ると、、ああー日本人でよかったなーなんてとりあえず思ってみたりするけど、外人にだって勿論京都は心に響くのだな。誰にだって、いいものはいいのだ。いつもワンパターンなワタシは、京都に行くと必ずと言っていい程訪れる「詩仙堂」へふらり、、、、

バスに乗っていったのですが、ドイツ人の男の子と日本人の女の子2人の会話が可笑しくてずっと聞き耳をたてていたのですが、、、(変態?)ドイツ人の男の子、とっても美男子でヘイデン・クリスチャンセン似で超片言の日本語を喋ります。日本人の女の子①は、ドイツ語をしゃべり、女の子②は全くしゃべらない。よって、へイデンと女①はドイツ語でコミュニケーションをとり、女②に通訳。女②は女①の通訳を介してへイデンとコミュニケーションをとるという△図式。だからこそドイツ語の全く解らないワタシでも3人が何を喋っているのか解ったのですが、、、バスはすごく混んでいて、すし詰め状態。

へイデン「ねえ、なんでバスの後ろのドアが開くの?」
女①「後ろは乗る人の為、降りる人は前からお金を払って降りるのよ。」
へイデン「これじゃあ、みんなお金払わなくても出れちゃうじゃない。それじゃなくてもこんな身動きがとれない程混んでいるのに、前からなんて一体全体どうやって降りるわけ??」
女②「無理矢理、是が非でも人を掻きわけて前から降りるのよ。乗る人は後ろから、降りる人は前からって決まっているの。」
へイデン「えええー。こんなにギュウギュウ詰めなのに、、降りられないよ〜。後ろが開いてたら後ろから降りればいいじゃん、ってなるのが自然の道理でしょ。」
女①「駄目駄目、前から降りるって決められてるんだから、」
女②「そうそう。なんとしてでも前から降りるって決まっているのよ。」
へイデン「でもこれじゃあ、お金を払わずに後ろから降りちゃう人だっているでしょ?いるハズだよ。」
女①「いないわよ。日本人は皆ちゃんとしてるから、絶対前から降りるの。」
女②「そうよ。日本人は皆いい人なの。総じて皆真面目なのよ。」
へイデン「でも、前まで行きつかなくて降りれなかったら、どうするの?」
女① 「そういう場合は、声を大にして自分の存在をアピールするのよ。『降ります。降りまーす。降りまああああ〜す!!!』って大声で叫べば、待っててくれるの。」
へイデン「ふーん。変なの〜。」へイデン納得がいかない様子で困り顔?
女②「まったく理屈っぽいんだから、、、誰も後ろから降りないから見てなさいよう。」
女①「そんなこと言っている間に着いたわよ。ほら、その紫色のボタンを押して!!へイデン、いざ降りるわよ!!」
へイデン「うわ〜、降りれないよう。ギュウギュウで無理だよ。ほら、後ろのドアが開いたから、ここから降りよう。前に廻ってお金を払えばいんじゃない?」
女①「駄目よ!!!行くわよ。前から降りるって決まってるの。私にちゃんと着いてきて。」
女①②「降ります。」「降りまーす。」「降りまああああ〜す!!」
へイデン「オリマ〜ス、、、、あははは。」ちょっと恥ずかしそうに苦笑いか?、、、「日本って変な国だね。」
女②「うるさい。とにかく降りるわよ。」

な〜んて感じで、、、現場で聞いてるとけっこう可笑しい一コマでした。。。外国では前払いが多いのかな?私ですら、日本のバスに久し振りに乗ると戸惑うことがしばしば。整理券を取り忘れたり、小銭を持ってなかったり、バスによっては前払いだったりすることもあるから、、、いちいち考えちゃう。

「詩仙堂」、、、、こじんまりしていて、とても美しい日本庭園。
詩仙の間より、のぞむ石庭。

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管理されつくしたお庭。ワビサビ?、、、、宇宙的な感じがするのはワタシだけ?

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後藤繁雄著「独特對談」の中にあったレナード・コレンさんの言葉を思い出す。。。。
「10%質のよいチョコレートをつくるためには、二倍のお金がかかってしまう。これはすべてにあてはまる。クオリティをあげるにはエモーションもお金も時間もとてもかかる。効率から言えば成立しない程に。でも目に見えないインヴィジブルなものこそ美しい。それがワビサビの教え。」
残念ながら紅葉には早かったのですが、、、、小さな秋。

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ギョロ目のいかす障子。

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呼吸する緑。

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帰りの飛行機の中で、、、
機内誌「SKY WARD」より、印象深かったポルトガルが誇る詩人フェルナンド・ペソアの言葉。

「わたしたちはどんなことでも想像できる。なにも知らないことについては」

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by holly-short | 2006-10-22 23:20 | diary
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