秋の夜長の、、、、焼きリンゴと「ホモ映画」

私は個人的に「ホモ映画」が大好きなのですが、、、ホモセクシャルの人たちからすれば、「ホモ映画」って言い方は不愉快なのでしょうか?、、、しかし、ワタシの中で一言で的確に表現しようと思うと、コレになってしまう。こういうカテゴライズのしかたって正直どうなんだろー?とも思いつつ、解かりやすいのでつい、、、、、、カテゴライズすること自体が偏見?なんてことはないよね?言葉って時として暴力にもなりうるから難しいのだな。なんて、ワンクッション入れつつ、「ホモ映画」大好きだから書き進んじゃうけど、、、、、
ワタシの中での「ホモ映画」としての決め手は以下の2つだけ。
① 主人公ないし、主人公に等しい人物が同性愛者である。
② 同性愛者であるが故の個人的ないし社会的苦悩がなんらかの形で描かれている。
って簡単なものなのですが、例えば、「カポーティ」なんかはワタシの中ではホモ映画には入らない。だって①には該当するけど、②にはいまいち該当しなかったから。映画の中でカポーティは一種成功者として描かれており、同性愛者であるがゆえの苦悩は、映画の要素として存在しなかった。私は個人的にレオナルド・ディカプリオ主演の「太陽と月に背いて」が大好きなのですが、あれはワタシの中でホモ映画に該当する大大大好きな映画です。断固!お勧めってことで突然ワタシの「ホモ映画ベスト3」を発表してみましょう、、、?

1.太陽と月に背いてb0090823_1919166.jpg
2.ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ b0090823_19195117.jpg
3. バッドエデュケーションb0090823_19193420.jpg


ってことで、、、、見てる人にしか解からないけど、どれも①にも②にも該当すると思う。そして、それらの主人公は自分自身が同性愛者であることを認め、その上で人生を生きていこうとしている。だから、②の苦悩や葛藤はどちらかといえば外側から、、社会や人間関係などの外的要素から来るものであり、自分自身の問題についてはすでにそれなりに折り合いをつけているか、もしくは、もうそれしかないという心境であり、又はなんの疑問ももたず?そうだからそうなんだ!みたいな感じだ。(太陽と月に背いてのランボーはこのタイプかな、、、、天才肌のランボーにそれがよく合っている、、、女性とも関係をもつシーンが出てくるのは、彼が男女をカテゴライズしないからなんじゃないかな?と思ふ。それはもちろん第三者の目から見てのみの印象に過ぎないのだけど、、、もうある意味開き直っているっていったら御幣があるけど、自分自身の性は発見済みなのかな?とも言える。なんでワタシがこんなことをダラダラ書いているかといえば、単に「ホモ映画好きだから!」って言ったらそれまでなのですが、今回見た映画「ブロークバック・マウンテン」が今までの「ホモ映画?」(ワタシが見たもの限定)とはちょっとタイプが異なる感じがしたからであり、改めて「ホモ映画」とはナンゾや?って気持ちになったからだ。ちなみにワタシの中では、「ブロークバック・マウンテン」は完全なる「ホモ映画」です。だって、ばっちし①にも②にも当てはまるから。前々から話題作ということもあり、映画館に見に行く予定にしていたのですが、、、ジャンケンに負けて「RIZE」(ドキュメンタリーダンス映画?)を見に行くハメになり、ウッカリ見損なってた。(まあ、「RIZE」も悪くなかったし、映画館で見てこその映画だったのですが、、、)と、遅ればせながらDVDを借りてきました。映画の前にはアペリティフ?として、寒くなってきたので焼きリンゴのアイス添えなど食べる。買ったばかりのオーブンレンジで焼いてみますた!美味しい~。
※画像「あれ、見当たらない、、、、」
「ブロークバック・マウンテン」すごく風景の映像が美しすぎて、、、あああああ~やっぱし映画館で見ればよかったな~と後悔先に立たず、、、、。アカデミー賞でノミネートされているぐらいだから、当たり前って言ったら当たり前なのでしょうが、、、映像、キャスト、演技、音楽、脚本(脚本賞受賞)すべてのクオリティーがすごく高くて、それらが絶妙にも微妙な感じでマッチしていてすばらしい映画だな~と。監督アン・リー(監督賞受賞)は、本当に才能に溢れた、職人肌の人なのだと思わず感動しちゃった。大作の映画作り(グリーンデスティニー、ハルク)に疲れ果て、鬱状態に陥っていた矢先に、ふっと浮かんできたのが原作アニー・プルーの短編小説「ブロークバック・マウンテン」だったとのこと。誰も見なくてもいい、鬱状態から抜け出すためにも、この小さな作品を映画化してみたい。というところから映画作りがはじまっているってのがとても面白いな~と。きっと会うべくして出会った最良の出会いだったのですね。普通に考えたらアン・リーとこの短編って、きっとまるで繋がらないんじゃないか?って思う。そして、なによりも個人的にはヒース・レジャーの演技が素晴らしかった。同じくホモセクシャルを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー賞を獲ったらしいけど、、、ワタシ的にはヒース・レジャーにあげたい。あげるべきだろう。あげようよ。って思った。抑圧されて育った田舎者のがさつな垢抜けなさ、どもった感じ、寡黙な男らしさ、微妙な心理状況や、苦しみ、葛藤がとても自然な感じに表現されていて、演技って感じがしなかったもん。もう彼抜きにはこの映画は成立しないだろーと思える程にって、、、すべての要素がそう思えるかのごとく絶妙にマッチしているのだな。。。。恐るべしアン・リー。ってレビューを書こうと思っていたのに前置きが長くなりすぎたので、明日にしよーと。
ワタシはまだ短編は読んでいないけど、、(さっそく昨日買ってきたゼイ)、、、、映画のレビューは読まずに書いて、それから短編小説をじっくり読んでみようと思う。短編小説読んだら、、、映画を見て抱いた私の感覚がまた変化してしまうような気がして怖いので、、、それはまたそれでいいのだが、、、。映画のみに特化した感想が書きたいなーと個人的に深く思ったのでした。遅ればせながら、、、、
「ブロークバック・マウンテン」見るものに容易な解釈を許さず、掴み所がないようでいて、たくさんの上質な疑問符が随所に散らばりつつ、シンプルで、現実的に仕上がっている。作りこんだ上でのシンプリシティ。。。んんんーまさに職人技って感じがするのだな~。

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by holly-short | 2006-11-06 19:21 | diary
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