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書くという行為について。

書くという行為について。_b0090823_23483693.jpgamybennett Artwork   書くという行為について考えてみる。ブログを持っている人の殆どの人は多分書くという行為が少なからず好きだからブログを書き続けていられるのだと思ふ。ワタシ自身、文章を書くのが大好きなので、なんとかかんとか半年以上書き続けている。ワタシのブログは半分以上が創作(いちおう短編ということになっているけど)ってことで、嘘でも幻想でも作り話でも(というか作り話そのものなのだけど、、、)何でもまかり通る世界。平凡なる生活を送るちょっと嘘つき?な凡庸なワタシにとって、それは正におあつらえむきだったりする。だって、何でも書けちゃうからとっても便利だし、自由だ。でも、自由だからこそ何を書けばいいのか解らなくなる時もよくよくある。大体ワタシの場合、書く以前に考えている時間が多い。たぶん他人が見たらただボーと机に座っているだけのように思うだろう。(実際、知らぬまに頭が空白になっていること多し、、、)でもでも、ワタシの頭の中ではあーでもないこーでもないとストーリを模索したりしているだよ。。。たぶん恐らくmaybe。。。実際そういう悶々とした無駄とも思える時間を、費やさなければ何にも書けないの。もう机に無理矢理ピッタリンコと張付かんばかりの勢いで。悲P。もっとさらさらっと、万年筆かなにかでスマートに書ければいいのだけど、、。←とても憧れる。で、書きはじめる以前に、ストーリーを練る以前に、ワタシにとって何よりも重要になるのがモチーフだったりしする。それが無くちゃあ、いくら悶々と時間を費やしてもけっして書き進められない。で、この間そのモチーフが正に降ってくる瞬間に遭遇した。いつもはもっと漠然としているんだけど、その時はすごくハッキリと鮮明だったので書き留めておくゾ!!!、、、???

 それはこの間、独りで飛行機に乗った時、ふっと「あ、この感覚書きたい。。」って感じた瞬間があって、それが自分自身すごく新鮮で心地良くもあった。それは飛行機が滑走路から離れて空に飛び立ったその数分間。ワタシは小さな窓からどんどん小さくなってゆく飛行場やビル群、大きく視界に広がってゆく蒼い海面をボンヤリと眺めていた。そんで、ワタシの中で何かが緩むみたいな小さな開放感が芽生えたの。それは多分、現実社会のしがらみ?やワタシを巡る小さいものから大きいものまでバラエティーに富んだ日常生活の苦痛みたいなものから解き放たれたような開放感なのだよ。重力に逆らって飛んでいる不安定な浮遊感、耳の奥が詰まったようなあの感じなどなど、この感覚この一瞬は是非短編にしたい。。。と、切に思ったの。小さな頃から飛行機に乗りなれているワタシにとって、離陸時に起きていること自体が珍しい。大抵は搭乗して席に座ってベルトして機内誌を読んでいるうちに熟睡、国内線であれば飛行時間も短いので着陸前後にようやく目が覚めるって感じなのだ。機内サービスなんぞ無縁。いくら飛行機が揺れようが、イヤむしろ心地よく揺れに身を任せ昏昏と眠り続けてしまふ。こう書くと、どこでも眠れる人?みたいに思われそうだけど普段は自称不眠症だったりする。。:-P。で、脱線したけど、ワタシにとっては書く上でのモチーフは、こういう些細な一瞬のイメージから来るんだなって明確に感じた瞬間だったの。ある場面や感覚が頭に浮かべば、そこからストーリーを展開していけるのだなあ、と。と言っても展開させるのにも相当時間がかかる。しかーし!何はともあれ、モチーフありき!モチーフなくしては何も始まらないのだ!!そう考えると色色な一瞬一瞬に五感を研ぎ澄まし、感じやすく???しておくことが重要なのかな。。。ワタシのバヤイ。。。

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by holly-short | 2006-12-06 23:49 | diary
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