「おかしな二人」

b0090823_058664.jpg ←Alberto Giacometti
 「会話」が書けんってことで、本屋でニール・サイモンの「おかしな二人」を買ってきて読んでみる。これは芝居の台本で、ニール・サイモン氏はブロードウェイの喜劇王と言われている方らしいです。(ね。、、、)芝居の台本、ワタシはじめて読みました。高校生の頃に読んだシェイクスピアは書き方が芝居形式だから、あれも台本と言って良いのでしょうか。「ロミオ&ジュリエット」と「ハムレット」定番中の定番ですね。アメリカの中学生は大抵「ロミオ&ジュリエット」読むんじゃないかな。で、高校生は「ハムレット」。後は「ライ麦畑でつかまえて」「レ・ミゼラブル」とかとか、記憶と時代が古すぎて信憑性は薄いけど、そんな感じだったような気がします。って話が飛んだけど、「おかしな二人」すごく楽しかった。声をあげて笑っちゃった。可笑しくて。。。出だしこそポーカーのシーンで一気に人物紹介が展開されるから一体誰が誰だ?え、これどこの誰?どっちの?こっちの?あっちの?なんて感じにページを彷徨ったけど、一旦頭に名前と雰囲気、ワタシが想像した人物像が描けるようになったら、ズズズズズ〜と引込まれ「台詞」「台詞」のボクシングに右、左、右、左と打たれっぱなしで最後の最後までたるむことなく持ってかれちゃいます。(どこかへ、、、喜劇の王国かな。。?)読後はスッキリ爽快って感じ。ちょっと陽気な気分に浸れること請け合いです。真夏の夜に最高にイカした(イカした?)オカシな役者で演じるこんな舞台を見ることが出来たら最高だろーなあと思う。こういうささやかな世界を描いたものは、親密感のある小さな舞台で見てみたいですね!な〜んて演劇にも芝居にもミュージカルにもまるで縁のないワタシですが、、、そのように思った次第。しかし「会話」で書くのって一見描写よりも簡単なような気もするけど、実際やってみるとすごくムズい。役柄をわけて考えてそれぞれの台詞を考えなくちゃイケナイ訳で、それを現実的にはたった一人のワタシという人間がやろうとするととってもワンパターンな意外性のない現実味に欠けるつまらない「やりとり」になっちゃうのだな。実際ワタシ、一人称で書くのが一番書きやすいし、書きやすいっといってスラスラ書ける訳でもなく、一人称でも考えて考えて書かなくちゃあいけないのに、それが二人、三人、四人と増えてくなんて考えられん。
「無理。無理。無理。無理〜」
「そうやってすぐに諦めるのがアナタの悪い癖よ」
「だって、だって、だって、無理なんだもん。浮かばないんだもん。ワタシもしかしら自己があまりにもしっかりし過ぎているから、分裂したキャラ達を書けないのかもしんない」
「うん。自己がしっかりしてるっつーのは大きな勘違いだと思うけど、自分よがりなアナタには客観的なものが一歩引いた視線で書けないのかもしれないわね」
「ヒョエ〜図星〜★?」
、、、、、、、(ため息)って感じに「  」に嫌気がさす今日この頃。
「あ!もう明日になってる寝なきゃ。。」
「明日じゃなくて、今日でしょ?」
「そっきゃ。ってことでサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」、、、、、、、
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by holly-short | 2007-06-03 01:00 | diary
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